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再確認したい企業の熱中症対策<取り組み編>

企業の総務部や管理部のみなさま、迫る本格的な夏に向けて猛暑対策はできていますか?前回の熱中症対策データ編に続いて、今回は具体的に取り組みたいことについてお伝えします。

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3つの観点で取り組む熱中症対策


ただ過ごしているだけで熱中症リスクがある日本の夏において、従業員の健康と命を守りながら業務を続けるべく、3つの観点で対策を強化していきましょう。

対策①:環境管理の徹底

・空調設定の基準を明確化
室温は「28℃以下」、湿度は「60%以下」を目安に管理。単なる冷房頼みではなく、湿度も熱中症リスクに直結するため、除湿機の併用も推奨されます。

・サーキュレーターやブラインドの活用
室内の空気を効率よく循環させ、冷房効率を高めるためにサーキュレーターを活用しましょう。日差しの強い窓には遮光カーテンやブラインドの設置も有効です。

・現場には「WBGT計」導入を
工場・倉庫・屋外現場などでは、暑さ指数(WBGT)のモニタリングが推奨されます。基準値を超えた際には、作業中断や休憩を義務づけるなど、ルール化が重要です。

対策②:水分や塩分の確保

・水分補給環境の見える化
給水機やウォーターサーバーの設置場所を社内マップに表示するなど、「どこで水が飲めるか」を明確にしましょう。特に来客・現場スタッフ・倉庫担当者などにも情報が行き届くように。

・塩分補給アイテムの常備
塩飴、タブレット、経口補水液(OS-1など)を備蓄・配布することで、自覚しにくい脱塩症状の防止につながります。

・水筒やマイボトルの推奨と休憩促進
「水筒持参奨励」や「1時間に1回の水分休憩」を制度化すると、現場の遠慮を取り除く効果もあります。

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対策③:行動ルールの整備

・勤務時間の柔軟な見直し
猛暑日の屋外作業や出張は、可能な限り朝~午前中にシフト。午後はオンライン対応に切り替えるなど、時間帯での対策も有効です。

・高温注意報で在宅推奨日の運用
気象庁が発表する「熱中症警戒アラート」「高温注意報」を社内通知に取り入れ、在宅勤務や外出自粛の判断基準として活用しましょう。

・暑さに慣れるための準備期間
熱中症は「暑さ慣れしていない状態」で発症しやすい傾向があります。新入社員や復職者、高齢の社員には、段階的な慣らし勤務を導入するのが理想です。

暑さに慣れることを暑熱順化といいます。あまり知られていない言葉ですが、社員全員への配慮が行き届くきっかけにもなりそうですので、ぜひリンクをチェックしてみてください。

暑熱順化 | 熱中症ゼロへ – 日本気象協会推進「熱中症ゼロヘ」では、熱中症の症状や対策・予防法等の基礎知識から専門家のアドバイスまで、様々なお役立ち情報を発信中です。

いかがだったでしょうか。35度以上の猛暑日が常態化してしまったことで、「夏はこれくらい暑いのが当たり前」といった風潮が強まることも…データを根拠にしっかりとリスクを把握し、適切な対応をしていきたいですね。

それではまた次回。

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