江戸時代より400年以上の歴史を持つ塗箸の産地「若狭小浜」。
当社は、その伝統ある地域にて塗箸及び漆器を製造する工房として明治10年に創業しました。
その後140余年にわたって日用品の取扱いを行い、常に世の中から必要とされる商品の開発を目指してまいりました。
その間、世界中のあらゆる地域において大量生産・大量消費が行われ、それに伴い多くの社会問題や環境問題が取り沙汰されるようになりました。
このような時代において、日用品を扱う当社の存在意義を問われるとすれば、私は「不」の解消であると考えます。
人類史上これまで経済及び産業が著しい発展を遂げても尚、人間が感じる「不安」や「不便」、「不快」といった感情が無くなることはありませんでした。
そういった感情をモノを通じて解消する事が私たちの使命であり、人がより豊かな生活を送る一助となる事で社会に貢献したいと考えます。
更には持続可能な社会に対する取り組みとして、環境保全につながる商品の開発や無駄な消費を抑える活動を推進する事で、今後も社会に必要とされる企業でありたいと願っております。
代表取締役 岸田卓磨